正解

ザックジャパンのサッカーＷ杯が終わった。

始まる前、ある選手は優勝もあるかもしれないと日本に希望を持たせてくれた。
そして、自分を追い込み、ハードルを上げた。
出来ないと言っておいて出来た方が高い評価を得られそうなのに…。なかなか怖くて言えない。
終わってみると惨憺たる結果。
「これが現実。非常にみじめですけど、すべてを受け入れてまた明日から進んでいかないといけない。」
「俺はこの生き方しか知らないし、自分らしく生きる、生き続ける。強気しか、僕には道はない。」
「今まで4年間やってきても大きく間違っていた」

試合後、何人かの選手がインタビューで言葉を詰まらせた。
なんだかかっこよく見えた。
その様子に胸が詰まったのは私だけではないだろう。全力で頑張ってきたからこそ、万感の思い、悔しさが伝わってきた。

たくさんの人にいろいろな思いを残してくれた日本のサッカーＷ杯。
人それぞれ、いろいろな受け取り方がある。
どこに正解や正しさがあるのかはわからない。