2014年7月7日月曜日

あしあと

一生懸命やっている…
なのにどうして?
なぜ?
どうすればいいの?
ひとりじゃないのに、
誰も…
誰一人…
沢山まわりに人はいるのに、
いい知れようのない孤独。
HELP!!!
叫んでも
叫んでも
何故か届かない気がしてくる
プチっという音とともに、
ず〜っと耐えていた何かが沸点に達して
怒りや悲しみが噴火してしまうことがある…。
わけもなく
大声で叫びたくなったり
声を出して
鼻水たらしながらなきじゃくったり
酔えない酒を
無茶して飲んでしまったり
そんなときがあってもいいじゃないか。
出し切ったら、
見えない何かを信じて、
顔をあげて、やってやろーじゃないか。
渕之上薫
【あしあと】
ある夜、私は夢を見た。
私は、神とともに、なぎさを歩いていた。 
暗い夜空に、 
これまでの私の人生が映し出された。
どの光景にも、 
砂の上に二人のあしあとが残されていた。
一つは私のあしあと、 
もう一つは神のあしあとであった。
これまでの人生の 
最後の光景が映し出されたとき、 
私は砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
私の人生でいちばんつらく、 
悲しいときだった。 
このことがいつも私の心を乱していたので、 
私はその悩みについて神にお尋ねした。
「神よ。私があなたに従うと決心したとき、 
あなたは、すべての道において 
私とともに歩み、私と語り合ってくださると
約束されました。 
それなのに、私の人生の一番辛いとき、
一人のあしあとしかなかったのです。
一番あなたを必要としたときに、 
あなたがなぜ私を捨てられたのか、 
私にはわかりません」
神はささやかれた。
「私の大切な子よ。
私はあなたを愛している。 
あなたを決して捨てたりはしない。 
ましてや、苦しみや試みのときに。
あしあとが一つだったとき、 
私はあなたを背負って歩いていた。」
マーガレット・F・パワーズ
asiato

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